寸法の作例
A4から作る小物用の紙箱
小さなアクセサリーなどを入れる箱を想定し、内寸から展開図の大きさを計算します。数値は説明用の架空例です。
目的と入力例
内側に入れたい物の寸法をもとに箱の展開図を作り、A4分割プレビューが何ページになるかを確かめます。ここでは、仕上がりの内寸を長さ50mm・幅40mm・高さ30mm、紙厚補正を0.4mm、糊代を12mmとします。品物そのものや紙を実測した値ではありません。
| 入力欄 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| 長さ L | 50mm | 箱の内側の長さ |
| 幅 W | 40mm | 箱の内側の幅 |
| 高さ H | 30mm | 箱の内側の高さ |
| 糊代 g | 12mm | 側面を貼り合わせる幅 |
| 紙厚 t | 0.4mm | 簡易補正に使う入力値 |
寸法を計算する
このツールの箱モデルでは、各補正後寸法に紙厚を1回加えます。外形の横幅は糊代と4面分、外形の高さは側面と上下フラップ分で求めます。
| 項目 | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| 補正後 L | 50 + 0.4 | 50.4mm |
| 補正後 W | 40 + 0.4 | 40.4mm |
| 補正後 H | 30 + 0.4 | 30.4mm |
| 展開図の横幅 | 12 + 2 × (50.4 + 40.4) | 193.6mm |
| 展開図の高さ | 30.4 + 2 × 40.4 | 111.2mm |
A4 1ページになるか確認する
- ひび箱の入力欄で「直方体の箱」を選び、上の5つの値を入力します。
- 「展開図を生成」を押し、寸法要約で外形が193.6mm × 111.2mm、A4ページが1ページと表示されることを確認します。
- A4分割プレビューに1ページだけ表示されることを確認します。コード上の図面領域は200mm × 270mmなので、この例の外形はその範囲内です。
- SVGを保存するかブラウザで印刷します。印刷時は「実際のサイズ」または倍率100%を選び、「用紙に合わせる」をオフにします。
期待される画面結果:補正後 L/W/H は50.4/40.4/30.4mm、展開図外形は193.6×111.2mm、A4ページ数は1です。これはプログラムの計算結果であり、紙に印刷して組み立てた結果ではありません。
使うときの制約
- 紙厚補正は各内寸に紙厚を1回加える簡易モデルです。折り曲げや接着後の実寸、紙の種類ごとの伸縮を測定・保証するものではありません。
- この箱形状には、差し込み式のロック爪やフタのすき間を指定する入力欄がありません。ぴったり閉じるフタが必要な箱の設計には、その形状を別途確認してください。
- A4の安全な図面領域やプリンタの印刷可能範囲は機器設定で変わることがあります。仕上げる紙を切る前に、普通紙で確認する手順を案内しています。