印刷トラブルの確認
印刷が小さい・ふたが合わないとき
まず印刷倍率を校正線で確かめ、それでも閉じ方が合わないときは、印刷の縮小と箱形状の制約を分けて確認します。
1. 100mm校正線で倍率を調べる
- ひび箱で寸法を生成し、A4分割ページをブラウザから印刷します。
- 印刷画面で倍率を「実際のサイズ」または100%にし、「用紙に合わせる」をオフにします。ヘッダーとフッターもオフにします。
- 印刷後、ページ下部の両端目盛りが100mmの校正線を定規で測ります。この手順は利用者が出力を確認するためのもので、ここでは物理印刷を実施していません。
たとえば説明用に、印刷された線が96mmだったとします。印刷倍率は 96 ÷ 100 = 0.96、つまり約96%です。元の図面に50.4mmの辺があれば、同じ倍率では 50.4 × 0.96 = 48.384mm、約48.4mmになります。この数値は計算例で、実測値ではありません。
期待される確認結果:設定を直して再度印刷したときに校正線が100mmなら、印刷倍率の問題は解消したと判断する材料になります。校正線が100mmでも、紙の反り・折り・接着や箱の閉じ方までは確認できません。
2. 校正線が100mmなのにフタが合わない場合
印刷倍率が合っていても、箱の形状や入力した寸法が用途に合わないことがあります。ひび箱の箱モデルは、内寸・糊代・紙厚をもとに4面と長面側の上下フラップを作ります。差し込み爪や、かぶせフタ用のすき間・重なりを別々に指定する機能はありません。
- まず入力した内寸、糊代、紙厚が意図した値か、ツールの寸法要約で見直します。
- フタを差し込む、重ねて留める、かぶせ寸法を調整するといった構造が必要なら、印刷倍率だけを変えて解決しようとせず、その構造に合う型紙を選びます。
- 普通紙で試す場合も、ここに示す計算だけで物理的な閉まり具合や強度が確定するわけではありません。仕上げ材での実物確認は別途必要です。
ツールで再確認する
ひび箱の入力欄へ戻ると、元の寸法を再入力して展開図とA4ページ数を確認できます。箱の作例はA4から作る小物用の紙箱で見られます。
この案内の範囲:校正線の長さと計算式、ツールが生成する形状の対応を説明しています。特定のプリンタ、紙、接着方法を使った実地検証や、すべての箱のフタの適合を示すものではありません。